2018年05月12日

第64期A級順位戦。藤井猛vs佐藤康光

開始日時:2006/01/16 10:00:00
表題:第64期A級順位戦
棋戦:順位戦
戦型:相振飛車
持ち時間:各6時間
場所:東京「将棋会館」
先手:藤井猛
後手:佐藤康光

*この時代。相振り飛車が流行した。
*居飛車党が相振り飛車を指しだした。
*これは7回戦であるが、藤井はこの年の順位戦でここまで相振り飛車が3局たった。
*これは4局目。
*居飛車党が多い中で異常な時期だったとも言える。
*
*このころは先手の勝率が高く。
*前例の少ない将棋を後手は目指した。
*力戦形や相振り飛車が流行った原因か。
▲7六歩 △3四歩 ▲6六歩
*当時の藤井はこの手一本という感じであった。
△3二飛
*軽快な三間飛車。
*藤井もたまにはやってみたかったらしい。
▲7七角 △4二銀 ▲7八銀 △6二玉 ▲6七銀 △7二銀
▲8八飛 △7四歩
*当時はまだ相振り飛車で矢倉にする定跡がなく。
*対策は自ら考えていかなければならなかった。
*当時はこの手に戸惑ったという。
▲3八銀 △4四歩
*工夫の手。
*△5四歩から△5三銀とする形は桂馬の目標にされる。
▲4八玉 △4三銀 ▲5六銀 △5四銀
*居飛車党らしい手。
▲6八飛
*この形に対しては四間飛車が有効だと判断した。
△7三銀
*この当時。
*相振り飛車では大抵は美濃や金無双が一般的だったが、矢倉というのは、当時、藤井はなかなか苦戦したという。
▲3九玉 △5二金左 ▲4六歩
*基本的にはあんまりよい手ではないが、この局面では有効と判断した。
*
*ここで▲2八玉とするのは危険な手。
*▲5八金も早すぎる。▲3八金としたい展開も考えられる。
△3三角
*長考したが地味な好手。
*流石だと関心した藤井。
▲6五歩 △2二飛
*2筋が急所を見抜く。
▲9六歩 △2四歩 ▲9七桂
*水面下で高度な駆け引きがあった序盤だった。
*
*出来る限り駒組を省略して仕掛ける準備。
*藤井システムの考え方に似ている。
△2五歩
*ここが急所である。
▲8五桂 △8四銀 ▲8六歩 △2六歩 ▲同 歩 △同 飛
▲2七歩 △2五飛 ▲4五歩
*あえて玉から遠いところを攻める。
*矢倉は横から弱いという感覚で仕掛けたという。
△7五歩 ▲4四歩 △7六歩 ▲6六角 △7七歩成 ▲同 角
△7五銀 ▲7四歩 △8四歩 ▲7三歩成 △同 桂 ▲7四歩
*手筋。
△8五歩 ▲7三歩成 △同 玉 ▲8五歩
*味の良い手。
△8六歩 ▲7六歩 △同 銀 ▲8六角 △8五銀 ▲9五角
△8四歩 ▲6四歩
*味かよい手。
△4四角 ▲6三歩成 △同 金 ▲5五桂 △6二金引 ▲6四歩
△7一桂 ▲7七角 △8三玉 ▲4五歩 △3三角 ▲8八角
△7四銀
*良い辛抱。
▲6三歩成 △同 桂 ▲同桂成 △同銀左 ▲3三角成 △同 桂
▲9五桂
*ここではいろいろな手があった。
*あまり効率の良くない手だったという藤井。
△7三玉 ▲5五角 △6四桂
*歩があれば▲6五歩で先手優勢だが歩切れ。
▲3三角成 △5六桂 ▲同 歩
*悪手。▲5五馬なら互角だった。
△5七角 ▲2八玉 △4五飛
*好手。
*△6八角成と飛車をとるのは大したことがない。
▲8六桂
*勝負手。
*普通に▲5五桂だと勝てないと判断。
△6七歩
*当然のような手だが▲8六桂のお付き合いの悪手。
*△4九飛成で勝ちだった。
▲7八飛 △7五銀 ▲5八金左
*美濃囲い完成。窮地を脱する。
△4六角成 ▲3四馬
*この手が大きい。
△7七歩 ▲同 飛 △7六歩 ▲4七歩 △7七歩成 ▲4六歩
△6五飛 ▲7四歩
*▲8六桂が有効になった手。
△6四玉 ▲6一馬
*これが取れるのは大きい。
△8六銀 ▲6二馬 △7五玉 ▲5五金 △同 飛 ▲同 歩
△6八歩成 ▲8四馬
*勝ちを決める手。
△同 玉 ▲8三飛
*▲9五桂まで効いてきた。
*勝つときはこういうもの。
△7五玉 ▲8五金 △投了
*相振り飛車は縦将棋。
*振り飛車党は横の将棋が得意と言われる。
*
*相振り飛車は居飛車みたいな感覚となる。
*なので振り飛車党が居飛車の将棋を研究するのも良いことである。
まで121手で先手の勝ち
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第25期銀河戦Gブロック2回戦。上村亘vs都成竜馬

開始日時:2016/10/05 9:00:00
表題:第25期銀河戦Gブロック2回戦
棋戦:銀河戦
戦型:その他
持ち時間:各15分+30秒+考慮時間10回
場所:東京将棋会館。銀河スタジオ
先手:上村 亘 四段
後手:都成竜馬 四段

▲2六歩 △8四歩 ▲7六歩 △3二金 ▲7八金 △6二銀
▲2五歩 △7四歩
*力戦形か。
▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △2三歩 ▲7四飛 △7三銀
▲7五飛 △6四銀 ▲2五飛 △7二飛 ▲2六飛 △1四歩
▲6八銀 △5四歩 ▲7七銀 △5五歩 ▲6九玉 △4二銀
▲6六銀 △5二飛 ▲4八銀 △4一玉 ▲5八金 △3四歩
▲4六歩 △5三銀上 ▲4七銀 △5四銀 ▲3六歩 △5一金
▲3七桂 △4二金上 ▲1六歩 △3一玉 ▲7九玉 △8五歩
▲9六歩 △7三桂 ▲4五歩 △6五銀左 ▲3五歩 △8六歩
▲同 歩 △7六銀 ▲7七歩 △6五銀引 ▲2四歩 △同 歩
▲3四歩 △6六銀 ▲同 飛 △5六歩 ▲同 飛 △同 飛
▲同 銀 △3九飛 ▲6九銀 △3七飛成 ▲7一飛 △4一銀
▲9一飛成 △8七歩 ▲同 金
*敗着か。
*やや苦しいが▲9七角ならまだ何とか勝負形だった。
△7五桂 ▲7八玉 △8七桂成 ▲同 玉 △8五歩 ▲同 歩
△3四龍 ▲7八玉
*負けを早めた手。
*▲5一竜で勝負したかった。
△8六歩
*決め手。これは痛い。
▲7九桂 △3九龍 ▲6八金 △5九金 ▲9七角 △6九金
▲同 金 △8七銀 ▲6八玉 △6五桂 ▲8六角 △4八龍
まで92手で後手の勝ち
posted by noraneko9999 at 18:28 | Comment(0) | プロの実戦譜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第25期銀河戦Gブロック1回戦。都成竜馬vs鈴木肇

開始日時:2016/09/23 9:00:00
表題:第25期銀河戦Gブロック1回戦
棋戦:銀河戦
戦型:中飛車
持ち時間:各15分+30秒+考慮時間10回
場所:東京将棋会館。銀河スタジオ
先手:都成竜馬 四段
後手:鈴木 肇 アマ

▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △5四歩 ▲2五歩 △5二飛
▲4八銀 △5五歩 ▲6八玉 △3三角 ▲3六歩 △6二玉
▲3七銀 △7二銀 ▲4六銀
*今となっては当たり前となった超速。
△7一玉 ▲7八玉 △3二金 ▲6八銀 △4二銀 ▲5八金右
△5六歩 ▲6六歩 △5七歩成 ▲同銀上 △4四歩 ▲6七金
△4三銀 ▲6八金上 △8二玉 ▲9六歩 △9四歩 ▲3七桂
△5四銀 ▲5六銀 △6四歩 ▲5五歩 △6三銀引 ▲7七桂
△4三金 ▲2九飛 △7四歩 ▲9七角 △4二角 ▲2四歩
△同 歩 ▲6五歩
*先手作戦勝ちか。
△9五歩
*無理な手。
*間に合わない。
▲6四歩 △同 銀 ▲9五歩 △9六歩 ▲8六角 △5四歩
▲同 歩 △7五歩 ▲6五歩 △7三銀引 ▲7五角 △6四歩
▲9六香
*先手必勝形。
△5四金 ▲5五歩 △5三金 ▲9四歩 △9二歩 ▲8六角
△6三金 ▲6四歩 △同 銀 ▲6五歩 △5三銀 ▲5四歩
△同 銀 ▲4二角成 △同 飛 ▲5五歩 △4五銀 ▲同 桂
△同 歩 ▲5七銀 △4六歩 ▲同 歩 △8四桂 ▲6四歩
△6二金引
*後手辛すぎる。
▲2四飛 △2二歩 ▲3一角 △4一飛 ▲2二角成 △9六桂
▲2一馬 △7三歩 ▲3二馬 △5一飛 ▲5四桂 △9七角
▲6二桂成 △同 金 ▲4二馬 △5二飛 ▲2一飛成 △6一香
▲5二馬 △同 金 ▲2二飛
まで107手で先手の勝ち
posted by noraneko9999 at 18:20 | Comment(0) | プロの実戦譜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする